中国のどの地域に留学しても、おそらく避けて通れない「韓国コミュニティ」。
華東師範大学にも毎学期多くの韓国人留学生を受け入れており
どのクラスも平均20人のクラスメイトうちの約半数は韓国人です。
もちろん日本人も十分に多いのですが、それ以上に韓国人留学生は多いです。
以前から上海に住む日本人の話だと、ここ数年で一気に増えた模様。
韓国人の友人の話では、日本同様、欧米圏に留学するひとも多いけども
近年では「英語だけでは足りない」と思う傾向が韓国国内であるようで
「英語の次は中国語」のような流れがあるのだそうです。
同時に、国内の大学も中国への留学に力を入れ始めているのだとか。
そして、韓国人留学生が多いぶん
韓国人コミュニティの結束力は日本人コミュニティよりも強いように感じます。
韓国人留学生限定のグループチャットが多数存在していたり
お昼時に皆んなでご飯を頼んでいたり、韓国組が揃って授業に出なくなったり...(汗)
しかし、かと言って他国の学生を寄せ付けないような雰囲気は全く無く
本当に「皆んなウェルカム!」な人が多くて、とても話しやすいです。
正直な話、私の留学開始の頃はちょうど慰安婦問題が話題の時だったため
日本人として、韓国人学生に受け入れてもらえるのか少し不安でした。
しかし日本人に対する嫌悪感のようなものは一度も感じたことはありません。
前学期の授業開始当初、クラスで唯一の日本人だった私に
なんとなく素っ気ない態度をとる(ように私は感じた)韓国人の男の子がおり
「もしかして日本人だからかな」と思ったことはありました。
ただ、時間が経つにつれて気づいたのは、おそらく彼は人見知りであること。
現在では打ち解け、会うたびに話しかけてくれます(笑)とてもいい人です。
現在ではルームメイトも韓国人のため、韓国料理を一緒に食べたり
韓国の話をすることが増え、以前よりも韓国に行きたい欲が高まっています。
ちなみに、最近はまりつつある韓国のカップラーメン。
辛いものが得意でない私でも美味しく頂けます。
ちなみに、韓国で一番辛いと言われるラーメンがこれ。
辛さに得意な日本人の友人が「ふた口目でギブアップした」と話していました。
ちなみに韓国人の友人は、私が聞いている感じだと半々。
国内でも南のご飯は辛いようで、釜山出身のルームメイトは「余裕」とのこと(マジカ)。
ひとまず、大学卒業までに本場のヤンニョムチキンを食べに韓国へ行くと決めた。
(余談)
以前に韓国の友人と「兵役」の話をしたので、ここで少し記録。
韓国男性には兵役が課せられているのはご存知の通りかと思いますが
一般的に20、21歳になると入隊することが多いらしい。
その間は大学を休学し、約2年間勤務します。
そして除隊後「もうすぐ社会人になってしまう」と気づき、留学したりするのだとか。
そのためか中国で会う韓国人の男子留学生は、25歳前後の大学生が多い気がします。
ちなみに兵役と言っても入隊には基準があるようで
「細過ぎ」「太過ぎ」「低過ぎ」「高過ぎ」の男性は入隊出来ないようです。
友人の弟さんは基準よりも細かったため(写真を見る限り普通でしたが)
入隊はせずに、代わりに国営機関で働くことを義務付けられるのだとか。
「じゃあ兵役を逃れるために痩せ過ぎればいいのか」 なんて正直思いましたが(笑)
「入隊した=普通の人」という見方もあるようで、そうも簡単にはいかない模様。
それでも、私だったら避けて通りたい.......(笑)
ちなみに入隊前後の比較写真を見せてもらったことがありますが
2年の兵役でこんなにも体格が変わるのかというくらい違います。
今さっきも私のルームメイトと友人、そしてその彼氏さんと一緒に運動していたのですが
その彼に無茶振りのつもりで一番高い懸垂をお願いしたところ、普通にこなしてしまった。
除隊して数年経っており、現在では割と細身、身長も私と変わらないくらいなのに。
いや、男子ってこんなものなのかな。
ちなみに、彼と身長が大して変わらない私も挑戦してみたけども
そもそも届かなかった。届いたところで体が上がらないのは目に見えていたけども。
そのあと低いところで数回懸垂しただけで筋肉痛になりました。もう歳です。