華東師範大学留学記録

2018年1月まで華東師範大学(上海)に語学留学中

先生の質

華東師範大学の留学生コースの評判が良いことは(多分)以前に触れたと思います。

 

施設面などもあるのかもしれませんが、やはり聞くのは「先生の質の良さ」。

私は他校を知らないので断言出来ませんが、他の大学を経験した方がよく口にします。

 

例えば、駐在の日本人の奥さんの話だと

近所の大学をお試しで受講しに行ったところ「全然違う」と話していました。

「先生の説明が明らかにこっち(華師大)の方が分かりやすい」とのこと。

 

ただ、この大学内でも先生の質に”バラツキ”があることを、あえてここで記載しておきます。

 

この「先生」についてですが、私は採用条件など詳しいことは分かりません。 

ただ話によると「パート」として雇われている人が多いようです。

 

上海は女性も専業主婦でなく働くのが一般的だそうで、その影響もあると思いますが

毎日出勤する先生もいれば、週に2、3日のみといった先生も少なくありません。

ちなみに現在のクラスの先生は、どちらも「パートタイムだ」と話していました。

 

また友人のクラスの先生は「現役大学生」だという話もしていました。

意外とこのタイプも多いと耳にしましたが、詳細は分かりません。

 

しかしパートだからといって質が悪いわけではありません。

むしろ今期の先生の授業スピードや進め方には、個人的にとても満足しています。

 

一方で、最近ルームメイトは担任の先生を批判してばかりです(笑)

彼女曰く「多分新卒の人で、教え方が本当に下手くそ」とのこと。

一方的に説明するばかりで「退屈すぎる〜」と毎週話しています。

 

 他のクラスでは、やたらとHSKにこだわる授業を展開する先生がいるらしく

その授業方針にうんざりした友人がクラス変更を申請していました。

 

先生を選ぶことはできないので運でもありますが、全体的な先生の質は良いと私は感じています。

 

(余談) 

 

以下、私の担任の先生について、もう少し詳しく記載しておきます。

 

私は前学期も今学期も、先生には本当に恵まれたと感じています。

 

前学期の先生は若い女性2人で、クラスは1ー2(ド初級)です。

(クラスレベルについてはまた後日触れます)

 

1人は、北欧で数年間中国語を教えた経験がある20代の先生。

もう1人は30歳前後。今期からイタリアに派遣されて、現地の学生に教えています。

 

つまり、2人とも中国語ド初級の外国人に教えるのが上手。

そして「中国人らしさ」を全く感じさせない位のホスピタリティの持ち主。

 

常に笑顔で、生徒が話している際は頷きながら聞いてくれます。

また怒りや呆れを露わにすることが無く、最後まで本当に親身になって教えてくれます。

もはや対応が「日本人っぽい」と言っても過言ではない程でした。

 

(ただ20代の先生の方は、何かと手際の悪さを感じさせましたが.....笑)

 

一方で、今期は1ー5(中級手前)にクラスが上がり、先生の雰囲気もガラッと変わりました。

話し方から態度まで、どちらも「中国人らしさ」を感じさせる先生です。

 

具体的に話せば、話すスピードであったり、ズバズバと意見するところ。

英語も得意では無いようなので、中国語以外聞くことはほぼありません。

 

.....と思いきや、偶然にも2人とも日本語学習経験者。

1人は日本への留学経験もあるようで、かなり通じている様子。

もう1人も簡潔な日本語会話であれば聞き取れている様子です。

 

恐ろしいことに、以前先生の前で「今期の先生は...」といった話を日本語でしてしまいました。

もちろん「日本語を知らないだろう」と思ったからこその日本語での会話(笑)

悪いことは話していませんが、日本語が分かることを知った際は冷や汗ものでした.....

 

そんなこんなで、毎日ビシバシと鍛えられています。

 

 

あ、今日は天候が優れていなかったので、結局1日お部屋にいました。

上海博物館レポはまた後日。 

 

 

久々に、猫。 

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