中国における縁起物 ②
今日の昼、学食前に突如として現れたピカチュウ。
それにしても体のバランス(笑)中のお兄ちゃんは丸見え(笑)
なによりこれをする目的がわからない。趣味なのかな(笑)
ひとまず引き続き、中国の縁起物についてのお話。
ここでは「数字」について。
これも中国人へのプレゼントの際には気をつけたい点です。
例えば日本の話をすると、4は「死」を連想するため不吉な数だとされています。
実は中国も日本と同様、【4】と【死】は同音のため不吉な数です。
また中国では【14】も好まれる数字ではないようです。
中国語を学んでいる方はご存知かと思いますが、
数字の【1】は中国語で【yi】ですが【yao】と読む場合もありますよね。
そしてこの【yao】は、必要性を表す【要】と同音です。
つまり【14】は【要死】、「死ななければならない」とも捉えられるのです。
そのためかマンションで妙に安く売り出している一室に訪れてみると
「1414号室」だった、なんて話は実際にあるようです。
反対に、縁起の良い数として有名なのが「8」。
車のナンバープレートだったり、携帯番号だったり、やたら8にしたがります。
北京オリンピックを2008年8月8日午後8時8分8秒からにしたのも有名な話。
つまり、国をあげて異常なほどの「8」好き。(笑)
この【8(ba)】は、「発展する」「お金持ちになる」意を持つ【发(fa)】と
音が似ているためらしいですが.....これに限っては少し無理矢理な気もする。
(以下、余談)
ちなみに、縁起物の話を授業でした際のクラスメイトの発言記録。
韓国「靴は、相手が去ってしまう(関係が途切れる)から駄目」
日本「中国と同じ感じで、菊の花とかかなあ......」
ドイツ「高いものはかえって相手に失礼」
カザフスタン「中国と同じで時計は駄目」
モロッコ「(強いていうなら)お酒は駄目」(宗教上)
ブータン「無い。縁起良い、縁起悪い物なんて存在しない。」
フィリピン(順番がまわってくる前にトイレへと旅立った)
やっぱり文化って面白い。