中国人と留学生の交流事情
以前にも触れた通り、華東師範大学は中国国内屈指の大学。
先生曰く「国内の上位1割の学生が入学する大学」らしい。
そんな学生と交流できれば.....と思うのですが、現実はそうはいかない。
この大学、留学生が多くて、国際交流の面では本当に毎日充実しています。
ただ一方で、中国にいながら、中国人と交流するのが正直難しいのが現状。
殆どの留学生が「中国人の友人ができない」と口を揃えて話します。
そのため中国語を試そうと思ったら、基本的には大学の外で頑張るしかない。
学期はじめに留学生用の事務局にいって「ランゲージパートナー」に登録すれば
中国人学生に家庭教師として、一対一で教えてもらうことは可能です。
ただ1時間80元(約1440円)程かかる上に、あくまでも向こうはアルバイト。
人によりますが、話を聞いている限りだと、正直「友人」とは程遠い印象を受けます。
ちなみに私は、運良く上海人の方と知り合いになることはできました。
以前上海料理について投稿した際の友人とは彼女のことです。
ただ彼女は日系企業に勤務する社会人のため、なかなか忙しそう。
そして私には、それ以外に「友人」「知り合い」と言える中国人はいません。
華東大には外国語学部「日本語学科」が存在すると聞いていたのですが
ここに来て知ったのは、中国人の学部生とはキャンパスが違うこと。
留学生が生活する「中北キャンパス」は、話によると全員大学院生。
大学生は皆、少し離れた「闵行キャンパス」にいるのだとか。
「留学始まったら学内で日本語学科の人探そ〜」と軽く考えていたのですが、無理(笑)
その上、日本人の友人から聞いたのは「日本語学科の人が日本人と交流しようとしなかった」こと。
どうも彼女は闵行キャンパスに行き、日本語学科の人と交流する機会があったようなのですが
その際に中国人側が、避けているわけでもないけども、特に関わろうともして来なかった様子。
結果、彼女は「交流無理そう」と話していました。
一方で、行動力のある韓国人のクラスメイトは最近毎日のように中国人と会っている様子。
今日気になって「どうやって中国人と友人になったの?」と聞いたところ
ここから程近い「上海外語大学」に行って「私と一緒に勉強しましょう!」という言葉と
自身の連絡先を記載したビラを、掲示板に(勝手に)貼り付けてきたのだとか(笑)
結果、数人の中国人学生から連絡が来たようで、最近は毎日のように会いに行っています。
ただ「相互学習を期待したんだけど、韓国語学部の人から連絡が来ない」と笑っていました。
それにしても彼女の行動力には何かと驚かされます。
見た目も話し方もかなり穏やかなのですが、暇ができると1人でガンガン観光に行き
連休に入れば、1人で北京に旅行しに行って、結果現地で詐欺にあったり。(笑)
私も実行力のある人間になりたいと思いながら、今日も部屋にいます。
バナナさん(笑)