華東師範大学留学記録

2018年1月まで華東師範大学(上海)に語学留学中

HSKと中国語検定

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昨日友人が病人の私にケーキをくれました。

でもあんまり美味しくなかっ・・ ・(笑)

 

 

今日は資格の話です。

中国語の資格を取得しようと思った時、皆さんはどの検定を選びますか?

 

日本で受験できる中国語の検定はいくつかあるようですが

一般的なものは「中国語検定」「HSK」の2つだと思います。

 

以下、比較です。

 

漢語水平考試(HSK)

主催:中華人民共和国政府教育部

特徴:世界中で実施されている国際的な中国資格。中国政府が公認し、母語が中国語でない人の中国語の能力をはかることに使われる。日本国内・中国国内の大学や、日本国内・海外の企業での採用基準、研修の評価基準に利用される。

会場数:日本国内:24都市+ネット試験、海外:米、仏、中、韓など88の国と地域

 

中国語検定試験(中検)

主催:一般財団法人日本中国語検定協会

特徴:日本国内では知名度、受験会場数、受験者数で最大の中国語資格。日中、中日の翻訳能力を重視する。 

会場数:日本国内:53都市、海外:中国とシンガポール

 

(引用元:ウィキペディア「漢語水平考試〜日本の中国語検定とHSKの違い〜」)

 

つまり、

・中検は日本の団体、HSKは中国政府が主催しているもの

・中検は日本人対象のため日本語問題有、HSKは世界の中国語学習者対象のため全部中国語

といった違いがあります。

 

加えて「級表記の違い」もありますね。

中検は準4級から始まり1級が最高ですが、HSKは1級から始まり6級が最高です。

 

「日本では中検の方が認知されているから」の理由で中検を選択するのも一つだと思いますが

そもそも問題傾向が違うので、自分に合った資格を選択するのがベストだと私は思います。

 

 

ちなみに私は1月に日本でHSK5級を受験します。

というのも履歴書に書けるのはHSKは5級(中検は2級)からと聞いたため。

 

もちろん上海でも受験可能なのですが、日本で受ける場合よりも2000円程高くなります。

・・・ただその分、中国で受けた方が難易度は若干落ちるとの噂(笑)

 

その噂を耳にした日本人の友人は中国受験を決意して申し込んだのですが

申請時に誤りがあったようで無効受験になってしまったらしい。

私もこちらで受けようと思ったのですが、iPadでは手続きができなかったため断念。

 

噂をもう一つ。

HSKは多くの国でほぼ毎月開催されているようですが、韓国では1月のHSKの問題は

一年の中で「一番難しい」か「一番簡単」がくるといわれているらしいですよ。

もしかしたら日本もそうなのかもしれません。(1月受験、避けるべきだったかな・・・)

 

 

兎にも角にも、私は1月20日に国分寺の東京経済大学で初HSKです。

(それにしても今回関東の試験会場が1箇所だけって・・・)