華東師範大学留学記録

2018年1月まで華東師範大学(上海)に語学留学中

友人の話(インドネシア)

今回はインドネシア留学生の話。 

 

前期のクラスに1人だけインドネシア人の留学生がいました。

今期のクラスは離れましたが、今でも廊下で会うと会話する仲です。

 

その子はインドネシアの大学でビジネス専攻のようですが

どうも華僑の家庭らしく、そのために中国語を学ぼうと思ったのだとか。

 

ただ華僑といっても彼女は根っからのインドネシア人だと話していました。

中国語も全く知らず、ほぼゼロスタートです。

 

そんな彼女関連で、個人的に印象強い出来事がちらほら。

 

例えば「もし大金を手にしたら」を話題にしたプレゼンテーションで

「インドネシアでは貧富の差が激しく、貧しい家庭が山ほど存在しているのに

政府は関心を持っていない。だからもしも大金を手にしたら、私が彼らを助けたい。」

と話しており、発表後に自然と拍手が湧いたのを覚えています。

 

一方で、授業中に「香港って国家じゃないの?」なんて爆弾発言をしてしまい

優しい中国人の先生の表情を曇らせた人として、私は彼女のことをきっと忘れない(苦笑)

 

ちなみにその発言後、先生が淡々と「香港と台湾は中国のもの」を証明する歴史を語り始め

少し気まずさを感じた私たち留学生はみんな俯いていました。(あの光景面白かったなあ)

私も隣のフィリピン人の友人と「気まずいね」「どうする」なんて会話をしていました。

 

そして後日、この話を日本人の友人にすると、想像以上に共感してくれました。

どうもその子と同じクラスのインドネシア人留学生も何かやらかしている様子。

 

ちなみに、私とその友人で意見が一致したことがもう一つ。

「インドネシアの学生は良くも悪くも『無邪気過ぎるKY(空気が読めない)』」。

 

あくまで私たちが交流したことのあるインドネシア人の話になります。

 

彼らは本当にみんな常に明るく元気一杯で、場を盛り上げてくれるタイプが多い気がします。

また性格の裏表が全くと言うほどない印象も受け、個人的にはかなり好印象な人が多いです。

 

ただ、素直すぎる故なんだろうなあ.....と思う出来事も度々。

 

例えば、授業合間の休憩時間の出来事。私と友人数人でかなり話が盛り上がった時の話です。

それまでインドネシア人の彼女は外にいたのですが、盛り上がりに気づいて戻ってきました。

そして彼女から直ぐに「仲間に入れて!」といったオーラを感じた私(たち)。

 

話の輪に入れても全く問題がないのですが、説明している時間がないほど

ハイペースで会話が進んでおり、彼女は話に入りたいのに置き去りにされている状況。

 

それでも一緒に楽しみたかったのか、輪になっていた私たちを押し分けてまで入り

おそらく話題が何かも把握しないまま「そうだよねー!でも〇〇じゃない?」

といった感じで、正直かなり無理矢理、私たちの会話に混ざり始めました。

 

その行動には個人的に「おー・・・」となってしまいました。

輪に入りたいのは分かるのですが、少し空気を読んでほしいと感じた瞬間でした。

 

インドネシアのお国柄なのですかね。

 

そんな彼女、彼氏の卒業式に参加するためだったり

家族に会いに行くためだったりで、度々インドネシアに帰国していました。

 

その際にお土産として頂いたものを載せておきます。

おそらくトウモロコシの焼き菓子。かなり私好みの味でした。

 

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美味し過ぎて一袋頂いちゃいました。

インドネシアに行ったら絶対に買うと決めたもの。

 

それにしても行きたい国たくさんあるなあ......