入学手続き
今日は上海についてから行う入学手続き関連について。
授業開始1週間程前に学内の物理楼1階で手続きを行います。
意外と時間がかかるので朝早い時間帯に動くことを勧めます。
以下、流れと詳細です。
⑴ 書類の受け取り
登録に必要な書類や大学案内の資料を貰います。
⑵ 登録
事務員と留学生が一対一の面談方式で登録をしていきます。多言語対応です。
必要な場合はVISA申請や健康診断についても案内されます。
⑶ 保険
自国の留学保険に入っていない場合は加入が求められます。
ただし安い分保障内容は大したものではないと友人は話していました。
⑷ 支払い
教材費(300元)を現金で支払います。
また授業料を現地払いにした入学者もこの場で払います。
⑸ 銀行口座の開設
必要な人のみですが、ここでの開設を勧めます。大学の正門目の前にある中国工商銀行です。
特に半年以下の留学者は支店での開設を断られる場合があるのでこの場での開設を勧めます。
この機会を逃した友人は幾つか支店をまわり、大学から離れた支店で開設できたようです。
⑹ SIMカードの購入
必要な人のみですが、ここでの購入を勧めます。登録の際はパスポートが必要です。
そして職員の携帯でパスポートの中身を撮影後、微信で会社に送信していました。
(もはや中国に個人情報保護ってものが存在してないんじゃないかな・・・)
⑺ テスト
口頭テストは全員受けます。人によりますが本当に数分程度の軽いテスト。
一番上のクラスにいる友人は「犬は好き?なんで?」といった内容だった様子。
軽い会話後、場合によってはテキストを読まされるかもしれません。
そして口頭テストの最後で大体のクラスを提示されます。
提示されたクラスよりも上を希望をする場合や試験官から求められた場合は
別室に行って筆記テストを受けます。試験時間は1時間ほどでした。
問題は単語や文法の全部で100問のテスト。選択問題もあれば筆記もありました。
これで手続きは終了です。
もし分からないことがあったら、物理楼2階の事務局に行くと対応してくれるはずです。
(余談)
2月に受けた口頭試験のあの時間を私は今でも覚えています。
鮮明に(笑)脳内であの数分をカラーで再生できるくらいに(笑)
実は試験の前日に大学の第二言語講座で使用していたテキストを使って
自己紹介文だったり想定できる質問を書き出したりして準備していました。
しかし口頭試験では何一つかすらず。おまけに想定以上の速さでした。
一つ目から試験官の中国語が全く分からず、緊張の上にパニック状態に陥った私。
「〜〜〜〜〜?」(え・・・)
「〜〜〜〜〜?」(え・・・)
「〜〜〜〜吗?」(え・・・)
そして4問目あたりで私はフリーズした・・・(笑)
ちなみに前期のクラスメイトもまさに同じ状況だったと話したことがあります。
・・・・・クラス分けって凄いね。
そんなこんなで2017年がもうすぐ終わりますね。今年は特に早かったです。
昨日クラスメイトと食べたクリスマスケーキの蝋燭が少し寂しく感じました。
そして今年は初の海外年越しです。
アプリ③:淘宝
留学生の誰もが一度は使うであろう「淘宝」の紹介。
言わずもがな、中国最大規模のネット通販サイトです。
近年では日本でも認知度を上げている気がします。
当ブログでも独身の日(11月11日)に淘宝について記事にしましたね。
「11月11日」
http://shanghai-ryugaku.hatenablog.com/entry/2017/11/11/154922
ちなみに”淘宝“は「見つからない宝物はない、売れない宝物はない」を意味するようですよ。
(引用元:Wikipedia「淘宝網」 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/淘宝網)
実際にアプリ内で検索すると大抵のものは見つかります。
海外製品のものも結構見つかります。(ただこれに限っては無いものもありました)
日本製の物もちらほらと見つかりますが、勿論輸入品となるので若干高いです。
そのため可能であれば日本から持ってきた方が良いと思います。
化粧品とかは特にそうですね。ざっと見た感じだと大体1.5倍の値段でした。
日本からの持参を勧める理由がもう一つ。物によっては偽物が紛れているためです。
画像で見極めるのも正直難しいのでこだわりのものは日本から持参しましょう。
ちなみに登録の際は、以前から話す通り国内用電話番号が必要です。
同時にネット決算アプリ「支付宝」も開く必要があります。(後日詳細)
注文すると、学内住所の場合は淘宝専用の受取所に届きます。
中では4つのブースで分かれており、各自の宅配業者を探して受け取る形です。
受け取りの際はスタッフに携帯電話の下4桁を伝える必要があります。
最近では慣れましたが、こちらは宅配物の扱いが雑です。
簡単に投げたりそこら辺に転がしといたりで、箱が潰れていたり砂埃まみれなことも多々。
逆にいえば、販売者はそれを想定して中身の包装をしっかりとします。
「淘宝」と、以前紹介した「饿了么」は個人的に中国の2大サービス。
もちろん日本にも通販はありますが、もはや規模も勝手も淘宝の方が優れています。
上記2つのサービスが存在しない日本生活が間近に迫っているんですね・・・(笑)
上海ディズニーランド
上海に来たらちょっと行っておきたい「上海ディズニーランド」。
2016年に開園したばかりです。当時は日本でもかなり話題になっていましたね。
私は周りほど上海ディズニーには惹かれていなかったのですが
前期友人に誘われてせっかくなので行ってみました。
結果から言うと、行って良かったです。(ありきたりな感想)
巷で噂されていた「中国人客が◯◯」みたいな場面には遭遇しませんでした。
それよりも園内音楽の方が私は気になりました。完全に中国音楽でした(笑)
なんだろう・・・
日本のディズニーランドは園内に入ると「夢の国」なのですが
上海ディズニーランドは音楽のせいか園内も「中国」なんですよね(笑)
音楽以外にも、スタッフから滲み出る中国感は凄かったです。
アトラクションの受付担当だった中国人のおばちゃんが
「私今日◯時間もはいってるのよ!昨日なんて◯時間だったわ!」
と、怒りながらシフト交代をして帰っていったのは印象的でした。
ちなみに華東師範大学からは地下鉄で1時間ほど。
(今気づいたけども実家から東京ディズニーより近いんだな)
電車内ではディズニーグッズを売りに来る中国人が何人も出入りします。
それも破格の安値。隣に座っていた若い中国人カップルは普通に買ってました。
まあ毎日使うものでもないので彼らから買うのもアリかもしれません。
以下、写真載せます。
・・・
入り口付近
パイレーツオブカリビアン
正直期待しすぎた感はあったけども乗る価値はあります。
「ジャック・スパロウ」は「杰克・史派罗」なんですね。
中国らしい建物もありました。
干支ダッフィー
中国人は干支が好きなので香港ディズニーにもあると思ったのですが
どうやら上海ディズニー限定らしいです。お土産に最適ですね。
TRON
私の好きな映画「トロン:レガシー」を題材としたアトラクション。
実際に映画の世界観そのままでした。最高でした。3回も乗りました。
友人は映画を知らず、並んでいる時に私だけがテンション上がっている状態でした。
個人的には映画を見てから行くのを勧めますが、知らなくても十分楽しめます。
実は偶然日本人の男子大学生と一緒に乗車した回があったのですが
停車後にボソッと「これ・・やべえ・・・」と口にするほど。(伝わるかな笑)
閉園直前のプロジェクションマッピング
やはり中国を題材としている「ムーラン」の人気度が高いようで
ムーラン関連のキャラクター率が高めだった気がします。
・・・
ただ最近こんな情報が入ってきました。
Shanghai Disney Resort to Increase Ticket Prices in 2018 — By Natalie Foxwell
実は来年新しく園内に「トイストーリーランド」が完成するようですが
同時に入場料もかなり高くなるようです。現在でも結構高いのにね。
ちなみに現在は平日が6000円程、休日が9000円程です。
ただ中国らしいのは、販売者によってかなり値段にばらつきがあること。
十分に比較した上で信頼できそうな販売者から購入した方がいいですね。
(以下、どうでもいい話)
個人的にディズニーの中では「トイストーリー」シリーズが一番好きなので
帰国後に上海にトイストーリーランドができると知って若干落ち込んでたんです。
でもこの記事を書きながら
「そういえばそろそろトイストーリーの新作映画公開日じゃなかったっけ」
と思って調べたら「“2019年”6月から世界で順次公開」と書いてあったんです。
何を思ったか「帰国して半年も経たないうちに見れるじゃん〜〜〜」って
すごいテンション上がってたんです。風邪ひいてることを忘れるくらいに。
いま・・・2017年じゃんね・・・
まだ2年もあるじゃん。
しかも公開年はきっと社会人生活が始まったばかりでバタバタしている頃。
無駄に喜びすぎた平日の昼。
気持ち的な問題で風邪悪化しそう(笑)
HSKと中国語検定
昨日友人が病人の私にケーキをくれました。
でもあんまり美味しくなかっ・・ ・(笑)
今日は資格の話です。
中国語の資格を取得しようと思った時、皆さんはどの検定を選びますか?
日本で受験できる中国語の検定はいくつかあるようですが
一般的なものは「中国語検定」「HSK」の2つだと思います。
以下、比較です。
<漢語水平考試(HSK)>
主催:中華人民共和国政府教育部
特徴:世界中で実施されている国際的な中国資格。中国政府が公認し、母語が中国語でない人の中国語の能力をはかることに使われる。日本国内・中国国内の大学や、日本国内・海外の企業での採用基準、研修の評価基準に利用される。
会場数:日本国内:24都市+ネット試験、海外:米、仏、中、韓など88の国と地域
<中国語検定試験(中検)>
主催:一般財団法人日本中国語検定協会
特徴:日本国内では知名度、受験会場数、受験者数で最大の中国語資格。日中、中日の翻訳能力を重視する。
会場数:日本国内:53都市、海外:中国とシンガポール
(引用元:ウィキペディア「漢語水平考試〜日本の中国語検定とHSKの違い〜」)
つまり、
・中検は日本の団体、HSKは中国政府が主催しているもの
・中検は日本人対象のため日本語問題有、HSKは世界の中国語学習者対象のため全部中国語
といった違いがあります。
加えて「級表記の違い」もありますね。
中検は準4級から始まり1級が最高ですが、HSKは1級から始まり6級が最高です。
「日本では中検の方が認知されているから」の理由で中検を選択するのも一つだと思いますが
そもそも問題傾向が違うので、自分に合った資格を選択するのがベストだと私は思います。
ちなみに私は1月に日本でHSK5級を受験します。
というのも履歴書に書けるのはHSKは5級(中検は2級)からと聞いたため。
もちろん上海でも受験可能なのですが、日本で受ける場合よりも2000円程高くなります。
・・・ただその分、中国で受けた方が難易度は若干落ちるとの噂(笑)
その噂を耳にした日本人の友人は中国受験を決意して申し込んだのですが
申請時に誤りがあったようで無効受験になってしまったらしい。
私もこちらで受けようと思ったのですが、iPadでは手続きができなかったため断念。
噂をもう一つ。
HSKは多くの国でほぼ毎月開催されているようですが、韓国では1月のHSKの問題は
一年の中で「一番難しい」か「一番簡単」がくるといわれているらしいですよ。
もしかしたら日本もそうなのかもしれません。(1月受験、避けるべきだったかな・・・)
兎にも角にも、私は1月20日に国分寺の東京経済大学で初HSKです。
(それにしても今回関東の試験会場が1箇所だけって・・・)
留学生公寓2号楼
こんにちは。
今日は、多くの留学生が住む2号楼の紹介です。
この宿舎はA・B・C棟に分かれており、私が知っている限りだと
A棟がスタンダード(風呂トイレ付き)の2人部屋
C棟がエコノミー(風呂トイレ共有)の2人部屋です。
(B棟が未だに分からず・・・1人部屋なのかな)
ちなみにC棟は男女で階が分かれていますが、A棟は分かれていません。
例えばA棟に住む韓国の友人は真向かいの部屋が男性です。
(そしてその彼といつの間にか付き合ってた)
以下、写真載せます。
<入り口付近>
ここには常時警備員が待機しています。
日中はスタッフもおり、配達の受け取りや購買としても利用できる場所。
<勉強スペース>
C棟に行く途中にある共有スペースです。飲食は不可。
平日の夜は席がほとんど埋まります。
<部屋前の通路>
毎日スタッフが掃除をしているので綺麗です。
<共有手洗場>
写真はC棟3階(女性階)の共有のお手洗場。
洗面所と風呂(入って左)とトイレ(入って右)があります。
<共有キッチン>
冷蔵庫・レンジ・IHコンロが自由に使えます。
鍋などは購入の必要がありますが、各自で料理することも可能です。
写真はC棟3階ですが、各棟にキッチンはあるようです。
<洗濯機と乾燥機>
「中国の洗濯機は破壊力が凄い」と聞いていたけども予想以上でした。
パジャマのボタンが一回洗っただけで全部取れた・・・(笑)
生地もボロボロになりやすいのでお気に入りの服は日本に置いていきましょう(笑)
個人的な話ですが、昨日久々に風邪で寝込みました。
あんなに頭くらっくらしたのはいつぶりだろうか。
(12月15日の記事は諸事情で削除しました)
SIMカード
以前の記事で、中国国内用の携帯電話の購入をお勧めしたと思います。
(関連記事)
当ブログ10月13日付け「携帯が無いと上海で生きていけないよ?」
URL:http://shanghai-ryugaku.hatenablog.com/entry/2017/10/13/215432
※ただし、SIMフリーの機種を持っている場合は購入する必要がありません。
そして次に必要となるのが「SIMカード」です。
SIMカードを購入することで、WiFi無しのデータ通信や通話ができるようになります。
日本では携帯ショップに行くと、機種とSIMカードの両方を購入できますが
中国は「機種販売会社」と「SIMカード販売会社」が別々になっています。
例えば私の場合、機種は「小米」SIMカードは「中国联通」を選びました。
そのSIMカードを購入するには店舗に行く必要があるのですが
学期はじめの入学手続き時のみ「SIMカード販売コーナー」が学内に設置されます。
企業が出張販売しに来ているので、その場で購入するのがベストですね。
私は当初携帯を持つ予定がなかったので、その機会には買いませんでした。
結局出かけ先で迷子になったのを機に携帯本体を淘宝で購入。
そしてSIMカードですが、私は「留学生宿舎2号楼の1階」で購入しました。
というのも、ここには営業のおっちゃん(40代・ぽっちゃり)が常時待機しているのです。
正直少し怪しさも感じましたが、友人もここで購入したということで信用しました。
そして当時の片言の中国語で「中国联通」のSIMカードを200元(約3600円)で購入。
この値段は出張販売で購入した場合と大して変わらないと耳にしました。
ただ、個人的にここでの購入は勧めません。
人はいい人です。ぼったくられるわけでもありません。
ただ問題なのは、中国でSIMカードを購入する際「パスポートの登録」が必要です。
一方でこのおっちゃんは「販売のみ」で、その登録は任されていないようなのです。
登録なしでも購入しちゃえば使えるのですが、場合によっては店舗に行く羽目になります。
例えば、ある日突然「個人情報を支店で登録しない場合通信を止めます」との連絡がきます。
不安になり、その旨をおっちゃんに相談すると「それ、無視していいよ」とのこと。
安心して放置した結果、数日後にはデータ通信が使えなくなり、電話も繋がらなくなります。
楽だから学内で購入したのに、結局大学から遠い支店まで赴き、登録し直す羽目になります。
(全部私の話)
ちなみに通信を止められたのは、私の周りでは私のみ。
他の留学生は普通に使えているようです。もはや何が悪かったのだろうか・・・
今日の写真は、昨日のクラスメートの誕生日パーティ。
休み時間に(男性除く)クラスメイト全員でホールケーキを食べました。
男性ってなんで甘いもの食べないんですかね・・・(笑)
食堂の朝ごはん
以前、寮の紹介をした際に
「留学生宿舎の2号楼前に学内で一番大きい食堂がある」と紹介しました。
その食堂について、今日から少しずつ記事にしていこうと思います。
まずは朝ごはん。中国人は皆、恐ろしいほど早寝早起きです。
そのため食堂も朝食提供は6時半〜9時半と早朝型。
私は普段、朝食をとった後そのまま教室に向かうので到着は8時前後。
その時には既に中国人学生の列ができていますが、回転は結構速いです。
朝の食堂の様子(8時過ぎ)
朝ごはんのメニュー(一部)
メニューは、中国ならではの「〜包」がメイン。
中国人学生の注文を聞いていると、肉まん・野菜まん・豆腐まんなどが人気の様子。
意外とどれも美味しいのですが、中でも個人的には肉まんが好きですね。
美味しさのあまり朝昼夜ずっと食べていた時期もありました。(そして太った)
ちなみに、私の最近の一押しはこれ。
八宝粥と麻球(ごま団子)。本当に後期になってから毎日食べています。
お粥が1.5元、団子が1.5元で合計で3元(約54円)という驚きの値段。
お粥はもちろん他にも種類があるのですが、これが一番好きです。
小豆と棗と落花生(と他にも豆系がいくつか)が混ざった具沢山粥。
これに砂糖を加えると健康的なデザートになります。一度ご賞味あれ。
あと写真はないのですが、「鸡蛋饼」もおすすめです。
薄いクレープ生地の上に目玉焼きが載っているだけなのですが私はハマりました。
ただ人気なのか7時台に行かないと無いので、ゲットするには早起きが必須です。
日本に帰ってもお粥生活は変えたくないなあと思うこの頃。
もし美味しいお粥レシピがあったら教えてください(笑)